僕を殺さないで 難病児虐待殺人事件のあらすじと感想を書いていきます!
僕を殺さないでのあらすじは?
こんにちは。
今日は外崎コウ作「僕を殺さないで 難病児虐待殺人事件」を紹介します。
この漫画は実在した事件を漫画化した注目作となっています。
智子という一人の女性がいました。
彼女は仕事も決めず、洗濯物も取り込まずに携帯をポチポチといじり続ける母親です。
生活の態度の悪さといい加減さから離婚され実家で暮らしていました。
智子には武という一人息子がいます。武は5歳で、重い腎臓病を患っておりおしっこの量を調整できないのです。
何もしない智子に対し、智子の母親から毎日のように口うるさく怒られていました。
そんな智子にもきになる人がいます。
出会い系で知り合った恭介という人でした。
智子は恭介の、「家を出て俺のところへ来いよ」という言葉に、武を連れて恭介の元へ向かいます。
武は難病持ちでしたが、薬を飲めば大人しくなるということで、恭介は一緒に住むことを許可します。
智子と武は恭介に会いますが、武は恭介になつかない様子。
最初は照れているだけだと思う恭介でしたが、数日が過ぎても状況は変わらず武はなつきません。
「武くん、お母さんがシチューを作ってくれたよ。食べよう」
と恭介が言っても、
「たあはシチュー嫌い」
と言って食べません。
そんな武の様子に恭介が大声をあげます。
「わがまま言うと食わせないぞ!!」
「甘やかしちゃダメだ」
「躾がなってない」
などといいます。
武がシチューをポタポタとこぼしながら食べると、
「きたねえな!こぼすな!」
と恭介は武に言います。
「ごめん、この子は病気のせいで発育が遅いの。だから上手に食べられないのよ」
と智子が言いますが、
「だからなんでも病気のせいにしちゃうんだろ!今から厳しくしないと!」
と言い、武の腕をつねります!
それが恭介の武への虐待の始まりだったのです。
満足にご飯も食べさせずに武に暴力を振るう恭介。
次第に暴力もエスカレートしていきます。
智子は恭介に嫌われると一緒に住めなくなることから、恭介に加担して武に虐待をし始めます。
武に熱湯をかける智子の目はとても冷たく、母親の目をしていません。
武はだんだん弱っていきます。
そして、武は・・・
僕を殺さないでの感想は?
この漫画を読んでいて胸が苦しくなりました。
内容は衝撃的で、実際の事件を元にして描かれているということでさらに辛くなりました。
子供を持つ親であれば自分の子供は可愛いのは当たり前で、彼氏に嫌われたくないからといって虐待に加担するのは考えられません。
この漫画を読むことで、自分は絶対に虐待なんてしないという気持ちが持てるだけ、この漫画を読む価値があると思います!
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