美醜の大地のあらすじと感想を書いていきます!
美醜の大地のあらすじは?
こんにちは。
今回はデジタルコミック雑誌「ストーリーな女たち」で連載されているリベンジストーリーを描いた漫画「美醜の大地」作者:藤森治美を紹介していきます。
主人公・市村ハナは昭和2年、樺太で生まれました。
学校では女子グループから地獄のいじめを受けていました。
例えば・・・
弁当箱にいっぱいのミミズを詰められたり、教師宛にハナの名前でラブレターを送り付け
られたり、ハナの靴が血まみれのウサギと一緒に捨てられていたりと。
それはとてもひどい嫌がらせでした。
それを仕切っていたのは、会社の社長令嬢でリーダー格の高島津洵子。
彼女は自分で手を下さず、周りの女子を使っていじめていました。
そしてそれに従う残酷な仲間たち。。
どうして私だけこんな目に遭わなければいけないのか。。。
そんなある日事件が起きました。
生徒や教師がなくした私物がハナの鞄の中に入っていたのです。
もちろんハナが犯人ではないのですが、周りからはお前が犯人だろうと言われ、教員からは他人のせいにするなと殴られ、ついには退学にさせられてしまうのです!
ハナの顔はひどく腫れ上がり、それを見た母親は今まで辛かっただろうね、綺麗な顔に産んであげられなくてごめんねと抱きしめるのでした。
それでも樺太への空襲は続きました。
引き揚げ船で脱出しようとするハナたち。。
しかし同じ船に乗っていたあの絢子がいました。
そして学校の盗難事件の件を周りに話し始めます。
それを聞いた人たちは、ハナたちに船から降りろと言います。
次の日にやってきた船にハナたちは乗りますが、その船は砲撃を受け撃沈されてしまいます。
ハナは助かりますが、一緒に乗っていた母親と弟は帰らぬ人となります。。。
顔が醜いというだけでなぜこんな目に遭わなければいけないのか。。。
ハナは今までいじめてきた奴らに復讐を誓うのです!
ハナは死に物狂いでお金を稼ぎ、そのお金で顔を整形することを決意します。
外科医からは全てを忘れて新しい人生を歩むのもアリだと諭されますが、ハナは忘れることなんてできない!絶対復讐をするというのです。
そしてハナは小石川菜穂子として生まれ変わり、今までいじめてきた奴らに復讐することを始めていくのです!!
美醜の大地の感想は?
まず、いじめの壮絶さがとんでもないと思いました。
現代でもいじめは社会問題になっていますが、昔からいじめというのは起こり、その度合いというのは考えたくないものですね。。
そしてそんないじめを受けていたら、復讐を決意するのもうなずける気がします。
それだけ恨みというのは恐ろしいものなのです。
これから菜穂子はどんな復讐をしていくのか、ドキドキしますね!
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デビルズラインのあらすじと感想を書いていきます!
デビルズラインのあらすじは?
こんにちは。
今回は花田陵作の「デビルズライン」を紹介していきます。
主人公・平つかさはちょっと地味目な大学院生。
巷では吸血殺人により三人が殺されているというニュースが連日報道されていました。
そんな中、同期と一緒に電車で帰宅するつかさ。
すると、つかさは電車の中で視線を感じます。
しかし後ろを振り返っても誰もいません。
電車を降り、辺りも暗くなっていたので駅からは同期の秋村と一緒に帰ることに。
秋村はつかさに告白をしていて、そのことでギクシャクしていました。
そんな帰宅途中、二人の前に人影が現れます。
それは先ほど電車の中で感じた人影と一緒でした!
秋村はつかさの手を握り走り出します。
言われるがままつかさも走り出し、別の道へ逃げていきます。
恐怖に震えるつかさを秋村が抱きしめたその時、二人の間に割って男が入ってきます。
そして秋村に向かってこういうのです。
「吸血鬼」
その男の名は安斎。
彼は秋村の吸血鬼としての正体をどんどん暴いていきます。
なんと秋村は巷で騒がれていた吸血殺人の犯人で、人間に紛れて生活していたのでした。
突然のことに困惑するつかさ。。
そして安斎は秋村を確保し、つかさを自宅まで送っていきます。
そして安斎から吸血鬼の情報を教えてもらうのでした。。。
デビルズラインの感想は?
このマンガを読もうとした時、最初はホラーかと思いましたがヒューマンドラマであり、恋愛ものでもあり、ファンタジーでもある作品であったことに驚きました。
しかしそれぞれのバランスが絶妙で、すぐに引き込まれていく内容でした!
グロテスクな戦いのシーンはありますが、キスシーンあり、ラブストーリーありなので、男性だけでなく女性も楽しめる内容かと思います。
「デビルズライン」はまんが王国で無料試し読みができますので、興味を持った方は是非読んでみてくださいね!
ママ殴らないで〜躾という名の虐待〜のあらすじと感想を書いていきます!
ママ殴らないでのあらすじは?
こんにちは。
今日は外崎コウ作「ママ殴らないで〜躾という名の虐待〜」を紹介していきます!
小畑香は専業主婦で一人娘の優香7歳がいます。
一人娘はまだまだ手がかかり、
「女の子なんだから少しは片付けて!」
「男の子だったらいいの?」
などとこんなやりとり。。
最初はまだ香もイラつく程度でしたが、叱るときに軽く叩く程度になっていきます。
ある日、香は夫と305号室の青山さんの話をしました。
青山さんの部屋の中から怒鳴り声と子供の泣き声が聞こえてくるというのです。
そんな時事件が起こりました。
香が掃除機をかけていると、外からパトカーのサイレンの音が。
青山さんが虐待の容疑で逮捕されたのです。
隣の家の主婦が子供の悲鳴を聞いて、本当に危ないと思い通報したのです。
警察に連行されて出てくる青山さんは香達にこう言います。
「お前らも・・・やってるだろ・・・」
部屋から運び出された子供はぐったりとしており、救急車で運ばれていきます。
この一件により近所の人たちはみんなで虐待を防ぐために監視し合おうとなりました。
香の家に取材がやってきて、「お宅にも小さなお子さんがいますが」などと言われ、探られているようで嫌だと夫に言いますが、
「お前も叱るときは気をつけろよ」
と言われます。
その言い方にまるで自分が虐待しているみたいだと腹が立ちます。
事件の印象が強烈だったせいか、その夜香は悪夢を見ます。
母親に殴られる子供。しかもお前も殴ってみたいんだろと夢の中で母親は言うのです。
ある日、学校から帰ってきた優香。
帰ってくるなり部屋を散らかし、悪びれない優香に対して、
「いうことを聞け!」
と、叩いてしまいます。
香は叩いてもしつけの範疇だと、他のお母さんもやっていると思ってしまいます。
他のお母さんの忠告も耳に入ってきません。
次第に片付けをしないと殴り、優香も片付けるから殴らないでというようになり、いうことを聞かないと殴るため、優香の身体中がアザだらけになっていました。
優香が風邪を引いていると休むようになると、近所の人たちがおかしく思うようになります。
そこから児童福祉センターの人が尋ねるようになり、虐待が明るみになります。
香は自分が虐待をするわけがないと思っていましたが、後悔してもしきれません。
結局二人は別々で暮らすこととなったのです。
ママ殴らないでの感想は?
現実でもある子供の虐待の話。
近所の虐待事件から、自分はまさか関係ないと思っていたところいつの間にか自分でも虐待していたというのはよくある話でしょう。
しかし、父親は虐待を気づかないものでしょうか?
いくら仕事が忙しいからといって、娘の表情や行動に気づかないなんて。。。
口で言い聞かせても、言うことを聞いてくれない子供はどこの家庭でもあることです。
それをどう向き合っていくか、一度立ち止まって考えることが必要なのだと感じました。
自分の子供を嫌いな母親など、まずいないのですから。
「ママ殴らないで〜躾という名の虐待〜」はまんが王国で無料で試し読みすることができますので、興味がある人は是非読んでみてください。